途上国ではめずらしくない断水と停電。この一週間の生活で、早くもどちらも経験することができました。停電のときは街全体が本当に真っ暗になり、車のライトがあるだけでした。エナは私に蝋燭を持ってきてくれました。こういうときは、待つしかありません。何もできなくなるんだなぁ、と感じました。でも10分くらいの停電だったので助かりました。でも、電気がないって、本当に不便です。
停電よりももっと困るのが断水。運よくこれも長い時間ではなかったので、生活には支障なく過ごすことができましたが、他の隊員はお風呂に入れなかった人もいました。シャワールームには断水に備えて、常にバケツに水を満たしています。同じニカラグアでも場所によっては一日中断水のところもあるようです。最近は毎朝起きたら、蛇口をひねり水が出るか、確認するようになりました。大洋州に派遣された隊員の中には、貯めていた雨水でお風呂を済ませた人もいるようです。水とともに生活していること、無駄遣いできないことを、嫌でも思い知らされました。