2010年11月22日月曜日

保健の授業





先日、学校で歯磨き講習会が行われました。日本のように保健の先生はいないので、外部から来た方が子どもたちに歯磨きの仕方や手の洗い方を教え、最後には一人一人に歯ブラシや石鹸を配布していました。そして、教師用の資料や、各教室用の掲示物も用意してありました。

 日本と同じような歯の模型があることにも驚きましたが、衛生に関することをしっかりと教えるんだなぁ、ということにも感心しました。それよりも、国が児童一人一人に石鹸や歯ブラシを配布する予算があることに一番驚きました。そういえば、ニカラグアでは他の省庁よりも、保健省と教育省にお金が多く配分されている、と聞いたことがあります。
 
 歯ブラシや石鹸を入れていた段ボールを見つけた私は、授業後に講師の先生のところへ行き、「あの箱もらってもいいですか?教材で使いたいのですが・・・」と頼んだところ、簡単に了解してもらえた上、歯ブラシ・石鹸セットを私に差し出してくれました。しかも2セットも。有り難くもらいました。いろいろと余裕をもって作っているようです。

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